成増塾の秘密 02

なぜ受験名門校以外の学校からも難関大学に合格できるのか

ところで、みなさんは東大や医学部に現役で合格する生徒に対してどのようなイメージを持っていますか。 みなさんのうちの何人かは「筑駒や開成、桜蔭等のいわゆる受験名門校に通っていて、すごく勉強ができる人たち」とか「部活や学校行事などあまりかえりみず勉強ばっかりやっている人たち」というイメージを持っているのではないでしょうか。

では、成増塾から東大、医学部に合格しているのはそんな人たちばかりか、というと実は決してそうではありません。 これは、私たちが「入塾のための選抜テストをあえて行っていない」こととも関係しています。成増塾には、筑駒や開成、桜蔭といった「受験名門校」以外の学校からも大勢の生徒が通っていますが、そのような生徒たちが東大、医学部、等の超難関大学に合格しているのです。
例えば、2011年東大理科Ⅱ類に合格した巽厚人君は立教新座高校の出身です (彼は、中3の時から成増塾に通っていました。数学の石川講師等の授業を受けていました。彼は、今年、OB講演会で東大でのキャンパスライフについて生き生きと語ってくれています。 詳しくはOB会のページをご覧ください)。

また同じく京都大学医学部に合格した符毅欣君は私立城北高校の出身です(彼は英語の門脇講師の「秘蔵っ子」でした。門脇講師のページでコメントがありますのでそちらをご覧ください)。 また、早稲田、慶応へも「その学校から合格できたらかなりすごい」という学校から続々と合格者が出ています。 例えば、大妻高校出身の長澤茉由恵さんは成増塾に来る前は数学が大の苦手科目だったのに、成増塾の安田講師の指導で数学の成績を飛躍的に伸ばすことができ、見事に第一志望の慶応大学環境情報学部に合格されました。 長澤さんは入試直前の模擬試験では数学でなんと全国一番の成績だったそうです。また、聖学院出身の高橋侑希君も成増塾の指導を受けることがきっかけで英語を得意科目にすることができ、第一志望の慶応大学経済学部に合格しました(彼も2012年、OB講演会でキャンパスライフについて熱く語ってくれています。)

確かに、立教新座高校、私立城北高校、大妻高校、聖学院もコンスタントに立派な進学実績を出している進学校ですが、やはり、筑駒、開成といった「東大合格者上位校」ほどの目立つ存在ではありません。 彼らの合格に成増塾での指導が大きく貢献していることはお分かりいただけるかと思います。

コラム

最近、比較的新しい塾の中に「急激に東大進学率実績を伸ばした」と広告する塾が現れました。 私は「聞いたこともない塾が、そんなに急に東大進学実績をあげられるはずはないのに。何かおかしいな。」と思いました。 そこで、その塾のホームページを見てみると、その塾が「急激に東大進学実績を伸ばした」ことには「カラクリ」があることがわかりました。 その塾は開成や筑駒といった「東大合格者上位校」の学校の敷地のそばに意図的に「自習室」と称するものを作り、それらの学校に通う生徒だけに無料でコピー機を使用させたり、ソフトドリンクを提供したりしているのです。 この自習室に来たそれらの学校の生徒たちは、その塾の生徒して登録すれば、コピー機やソフトドリンクのサービスを受けられるので登録します。 そして、登録した生徒たちが、東大に合格すると「進学実績」として人数にカウントしてしまうのです。
そのような生徒も、その塾の生徒といえないこともないのでしょうが、これは明らかに「急激に東大進学実績を伸ばした」と宣伝するためのカラクリであって「塾の指導内容がよいから東大合格者が増えた」わけではないことを否定できないでしょう。 「東大合格の進学実績をコンスタントにあげること」は正攻法でやろうとすると大変難しいことであり、一朝一夕にできることではありません。 「急激に進学実績が伸びた」などと宣伝している塾の広告にはカラクリがあることも多いということに注意する必要があります。 この点、成増塾で公表している東大合格者数等は、全て成増塾で複数のタームにわたって実際に指導を受けた生徒であることは言うまでもありません。

成増塾は「受験名門校」の生徒を躍起になって集めている塾ではない。

成増塾にももちろん、筑駒、開成、桜蔭といった「東大合格者上位校」の生徒は在籍しているのですが、特筆すべきことは、上にあげたような「東大合格者上位校」と比較すると「二番手」と見られている学校からも、続々と東大、医学部等の超難関大学に合格者が出ているという事実です。 このことひとつをとっても、成増塾が、最初から「受験名門校」の生徒だけを躍起になって集めている塾ではないことがお分かりいただけることと思います。 むしろ、成増塾では、東大合格者の数において「受験名門校」に遅れをとっている、いわば二番手、(あるいは三番手)ともいえる学校の生徒を、最大限に伸ばすことを特色としていると考えていただいて良いと思います。 (ちなみに「東大合格者上位校」の一番手である筑駒、開成、桜蔭等の生徒にも成増塾の授業は大変満足していただいていることは言うまでもありませんが。)

成増塾で最も古い歴史を持つ、成増校の入り口風景。 その年の難関大学合格者数を明示する、赤い看板がシンボルとなっています。
成増塾高田馬場本校の入り口付近。 JR高田馬場駅戸山改札口(新宿寄りの小さな改札口)を出て徒歩1分の距離にあります。牛丼の「すき家」の奥のビルで2階は赤門クリニック、地下には美容室zingが入っています。