講師紹介

講師紹介

中山 洵一

若手本格派英語講師

中学部英語クラス定員8名程度

高校部英語クラス定員10名程度

所属校舎 成増校, 下高井戸校

中山講師は東大で言語文化を専攻した語学のスペシャリストですが、生徒一人ひとりの心情をつかみ取り、一人一人に寄り添って丁寧に指導を進めていく優しい先生です。

英語

英語のスペシャリストが楽しくわかりやすく教える。

海外で育った経験を活かし、英語の理解に必要となる根本の考え方からアプローチする。気さくな性格で、コミュニケーションを大切にし、生徒たちと楽しみながら快活な授業を進めます。

講師インタビュー

  • 経歴を教えてください

    愛知県立旭丘高校、東京大学文学部言語文化学科英語英米文学専修課程卒業。

    大学在学中に個別指導塾で勤務を始める。2019年から成増塾中学部、2021年から高校部の講座を担当する。他、ECC法人渉外部にて東京農業大学や國學院高校に出講し、英検対策や正課の授業を担当した。近年は映像授業にも注力し、受講特典の無料講座を充実させている。

     

    2025年度から他塾の映像授業にも出演。

     

    2026年度から駿台予備学校に出講予定。

     

    英検1級、TOEIC980点を取得。

  • 現在担当のクラスについて教えてください

    【2026年度】
    下高井戸校…入試演習クラス、標準クラス、基礎クラス、中2クラス、中1クラス、寺子屋クラス

    成増校…標準クラス、基礎クラス、入門クラス、中2クラス

     

    各クラスは、次のように標準的な学年を設定しています。入試演習クラス→受験学年、標準クラス→高2、基礎クラス→高1、入門クラス→中3、寺子屋クラス→全学年

     

    入試演習クラス、標準クラス、基礎クラス、入門クラスはレベル別の講座です。学年に関係なく受講できます。まずはご自分の学年に相当する講座を体験し、講師と相談されるのが良いと思います。

  • 授業の概要について

    紹介YouTube動画

    中山講座は【①最高水準の英語力を持った講師が②少人数クラスで教え③生徒のやる気に限界まで応えます!!!】をモットーにしています。
    また、成績の面では【0から始めて偏差値70へ!】を目標にしています。

    【ゼロから始め、6年間かけてトップ層に押し上げます!】

     

    中1クラスと中2クラスで中学英文法を習得。入門クラスで明治大や横浜国立大など、標準的な大学入試まで対応できる学力を養成。基礎クラスと標準クラスで東京大、京都大、早稲田大、慶応大などの難関大に対応できる力を付けます。最後に、入試演習クラスで過去問演習を重ね、入試突破に必要なスピード、実際の設問で点を取る得点力を身に付けます。

     

    【各講座の詳しい内容】

    [中1クラス]

    ★ 【目標】中1・中2の文法を習得し、標準的な高校入試の問題を解けるようにする / 英検3級
    ★ 【使用テキスト】単語帳:『英検パス単3級』/メインテキスト:『実力完成問題集α』
    ★ 【レベル】学校よりも速いスピードで進み、高校入試の標準的なレベルを解けるようにする。
    ★ 【カリキュラム】授業は4つのパートに分かれる。

    ◆【文法】…ゼロから英語を学ぶ生徒を想定しています。最も基礎的な<BASIC>レベルから高校入試レベルの<SPECIAL>まで、難易度を3段階に分けて学びます。

    ◆【和文英訳】…各文法単元の末に10題の和文英訳テストを実施します。中1生はこのテストを通じて日本語と英語の違いを実感します。また、少人数指導が活きる場面でもあります。一人一人の答案を講師が吟味し、正しい文へと修正していく過程を見せることで、生徒は独学では得られない<講師の頭の動かし方>を体感できます。

    ◆【単語テスト】…毎週30個の単語を覚えてきてもらい、授業では10題の単語テストを解きます。この点数は将来の成績の先行指標です。満点にこだわってください。

    ◆【復習テスト】…定期的に復習テストを実施します。中1クラスで学ぶ内容は、今後6年間の英語学習を支える土台になります。知識の抜け、漏れをあぶりだし、生徒がすべてを吸収できるようにするためのテストです。

     

    [中2クラス]

    ★ 【目標】中学英文法を全て習得し、難関高校の入試問題を解けるようにする / 英検準2級
    ★ 【使用テキスト】単語帳:『英検パス単準2級』/メインテキスト:『実力完成問題集α』
    ★ 【レベル】日本の難関高校の過去問を中心に扱う。一部大学入試共通テストの問題にも触れる。
    ★ 【カリキュラム】中1クラスの流れを引き継ぐ。<英文和訳問題集>を使い、高校入試~共通テスト程度の英文を精読する練習を開始。カリキュラムは可能な限り前倒しし、場合によって年度内で「入門クラス」の内容に入る。

    [基礎クラス]

    ★ 【目標】難関大の入試問題で、基礎的なものを解けるようにする
    ★ 【使用テキスト】単語帳:『LEAP』/メインテキスト:『基礎クラステキスト』
    ★ 【レベル】東大、京大、一橋大、科学大、早稲田大、慶応大の基礎的な問題
    ★ 【カリキュラム】テキストは4つのパートに分かれ、各技能にまんべんなく触れて鍛えられるように設計されている。

    ◆【精読】…本格的な精読に入ります。本クラスの最も大切な事項です。文型と修飾関係を整理し、文脈に合わせた訳語を選択して<徹底的に正しく>英語を読む練習です。

    ◆ 【文法】…基礎文法の復習が主眼ですが、それだけでなく「読むための文法」、「書くための文法」という位置づけで、他の技能に活かすために文法問題を解きます。

    ◆ 【和文英訳】…前クラスに引き続き文法を正しく使って英文を書くことを重視します。
    これに加え、「主語の欠けた和文の処理」や「関係詞の制限・非制限用法の使い分け」など、和文英訳特有の難しさに焦点を当てた単元が出てきます。

    ◆ 【読解問題】…MARCHや早慶、地方国立大の問題を中心に演習します。

    ★ 【精読速習講座】…本クラスで学ぶ精読は、この後の「標準クラス」、「入試演習クラス」に付いていくために不可欠な内容です。高校の初期に精読の技術を体得できるかどうか、が大学受験の英語の成否を握っています。この重要性を踏まえ、また、「基礎クラステキスト」が挙げてきた目覚ましい成績の伸長例を鑑み、基礎クラステキストの精読部分を「精読速習講座」として独立させ、YouTube上で独学できるようにしました。中山講座の受講生は学年に関わらず、希望者には無料でこの講座をご案内いたします。

     

    ◎ 精読速習講座の内容は、基礎に不安を抱えた生徒によく効きます。河合塾の記述模試で38.7→56.3、41.0→52.4、41.0→51.3など、高2~高3生の「苦手」を「普通」に引き上げることに成功してきました。これを高1で履修すれば入試対策に大きな余裕を持たせることができます。高1で受講した生徒は偏差値を63.5→70.4に伸ばしました。

    [標準クラス]

    ★ 【目標】難関大の入試問題で、難問にまで対応できるようにする
    ★ 【使用テキスト】単語帳:『LEAP』/メインテキスト:『精読テキスト』『読解テキスト』『ライティングテキスト』『自由英作文30題ドリル』
    ★ 【レベル】東大、京大、一橋大、科学大、早稲田大、慶応大の標準~やや難の問題
    ★ 【カリキュラム】4冊のテキストをバランスよく進め、「時間をかければ合格点を取れる」レベルに持っていく。

    ◆【精読テキスト】…東大、京大の問題を中心に、難度が高めの問題を精選しました。

    ◆【読解テキスト】…難関大の過去問を素材に、読解の基本的な解法を紹介。<空欄の後ろを見る>、<論理の貫通>、<換言・因果・対照>など、精読とはまた違った技術に焦点を当てています。

    ◆【ライティングテキスト】…<譲歩の表現>、<時制表現>、<節への変換>など、入試の英文ライティングで勘所となるポイントを押さえています。

    ◆【自由英作文30題ドリル】…頻出テーマを中心に、<作文⇔添削>の往復運動を通じて生徒の書く文をブラッシュアップします。この時期の生徒に必要なのは文を

    直される経験です。

     

    ◎ 標準クラスの難問に必死に取り組むことで、思考力が付きます。これがきっかけで大きく成績が飛躍した生徒も多いです。高2で入塾した生徒はわずか3か月で全統記述模試の偏差値が55→73になりました。同じく高2入塾の生徒も同模試で55→66を記録しました。

     

    [入試演習クラス]

    ★ 【目標】制限時間内に、難関大の入試問題で合格点を取れるようにする
    ★ 【使用テキスト】メインテキスト:『テスト演習』、『精読基礎トレーニング』
    ★ 【レベル】東大、京大、一橋大、科学大、早稲田大、慶応大等の本試を想定したレベル
    ★ 【カリキュラム】授業では制限時間付きのテスト演習を行い、宿題で精読力の維持を目的とした基礎トレーニング教材(和訳、英訳問題)を課す。

    ◆【テスト演習】…ここまで培ってきた学力を、実際のテストで点を取る力に変換するための教材です。テストで点を取るには基礎学力に加え、<捨てる問の選球眼>や<問を解く順序>、<基礎問を落とさずに取りきる力>などが必要です。これらは制限時間付きの、点数が出されるテストを解く中で培われます。1年間のテスト演習で万全の得点力を付けよう!

    ◆【基礎トレーニング】…テスト演習では読みがスピードに偏ってしまいがちで、<時間をかけて難文に取り組む>という作業が疎かになりがちです。入試演習クラスではこれを防ぐために、主に京都大学の和訳問題を使って<精読のリハビリ>を行います。

    ◆【文学的文章について】入試演習クラスでは通常の論説文に加え、小説やエッセイなどの文学的文章を多く扱います。これは、高い英語力の醸成には文学的な文章に触れることが最適であるという講師の信念に基づいています。通常の論説文では論理展開や背景知識など、英語以外の力を援用して読解することが可能ですが、小説ではそれらを使いづらい。また、文章や段落同士の連関が論説文よりも強固で、俯瞰的な視点を持って読まないと理解できない。これらの特徴により、文学的文章には生徒の英語力をよく伸ばす特徴が備わっていると言えます。

    ◎ 得点力を大きく伸ばした生徒が出ています。京大オープンを受験した生徒は49.4から60.0へ、東大本番レベル模試を受験した生徒は37.5から46.5に伸ばしました。

  • どんな生徒が授業に向いていますか?

    【高い目標を掲げる生徒】
    志望校が決まっている必要はありません。現状の学力も気にする必要はありません。授業やテキストは、国内の最上位校を志望する生徒を想定しています。一緒に頑張っていきましょう!

     

    【学校に精読の授業が無い生徒】
    精読(英文解釈)は「時代遅れ」という間違ったレッテルを張られてしまい、一部の学校ではカリキュラムから姿を消しました。その結果、精読の技術を学べる生徒とそうでない生徒の格差が大きく広がっています。本講座で、ぜひ体系的な正しい読み方を身に付けてほしいです。

     

    【弱点に向き合える生徒】
    大学受験は<弱点を消す勉強>です。自分の弱いところに向き合い、できない苦しみに耐える場面が必ず出てきます。ここで踏ん張れる生徒は強い。

    ※選抜試験や具体的な受講の要件はありません。英語を伸ばしたい、という思いを持った生徒なら誰でも歓迎します!

  • 授業で大切にしていることはなんですか?

    【対面という形式】
    中山講座では、講師が生徒の答案を確認し、発問と応答を繰り返しながら授業が進行することが多いですが、これはコロナ禍でオンライン授業を実施する中で、改めて対面授業のメリットを認識した結果生まれた方式です。

     

    対面授業形式の塾が存在する意義は、次のようなメリットを生徒に与えることができる点にあります。まず、学力を伸ばすには思考力を付けることが必要ですが、これには大人が同じ空間にいることが大きな助けになります。講師に思考の方向性を教えてもらったり、手掛かりをもらいながら生徒が難問に挑むには、やはり場を共有することが(少なくとも私には)手っ取り早い。また、それにより生まれる緊張感や、逆に対話を通して得られ
    る安心感なども、対面授業という形式でこそ最も効果的に得られるものです。さらに、勉強には講師と生徒が場を共有することでしか得られない暗黙知や経験知が存在するでしょう。

     

    【精読を軸にした学習】
    学年が上がるにつれ、英文和訳の問題を中心に、文型や修飾関係、文法、語法を正しく捉えて文を読む練習(=精読)を多く行うようになります。精読は読解スピードを上げるために必要な基礎技能です。しっかりと教える学校が減っている中、ぜひ中山講座で体系的に精読の技術を身に付けてください。

     

    【思考力の養成】
    思考力は筋力と同じで、使わないと伸びません。宿題と授業は生徒が思考をするための素材と場です。単純な暗記や反復練習も大切ですが、それ以上に<自分の頭で考える>、<難問から逃げない>姿勢を強く生徒に求めていきます。

  • 科目を得意になるためにはどうすればいいか教えてください

    まずは現在伸び悩んでいる原因を大まかに特定することが大切です。よくあるケースを以下に並べました。

     

    一番多いのが精読力の欠如です。単語の意味から文意を推測することで文章を読み取ってきた子は、高校のどこかで頭打ちになります。文型を取り、修飾関係を整理する技術を身に付けること(=精読)で、次のレベルにまで到達できるでしょう。これは本講座がメインに扱う内容です。受講しましょう。

     

    理系の生徒で、理数科目はできるけど英語だけできない(嫌いだ)、というパターンもあるでしょう。これは数学の公式と英文法を同列に扱うことに原因があることが多いです。

    詳しくは👉こちらをご覧ください。

     

    精読はある程度できるが、長文になると正答率が下がるという生徒。これは文同士を正しい関係で結び付けられていないケースが多いです。文章、特に論説文は<換言、因果、対照>の関係で文同士が結びついています。これを意識して読む練習が必要です。おすすめの参考書は代ゼミ・富田先生の『富田の英語長文問題解法のルール144上・下』。

     

    リスニングが苦手という生徒。原因は複数考えられます。まずリスニングのスピードで読み上げられる英語についていける読解力が身についていない、という点。自分の読解スピードが1分間当たり70語だったら、1分間130語のペースで読み上げられる英文を聞き取れることはありません。まずリーディングの速度を上げましょう。

     

    次に、単語同士をくっつけて読む読み方に慣れていない点。リンキングやリエゾンと呼ばれる、このような読み方を知らないと、英文は正しく聞き取れません。この辺りは、今ではChatGPTに聞けば丁寧に教えてくれます。

     

    小説が苦手、という生徒。話法や代名詞などの使い方に慣れていない点もありますが、根幹は人物の感情・思考を追えていない点だと思います。この辺りは、東大の第5問を素材に言語化しました。

    👉こちらをご覧ください。

  • 受講を考えている方へメッセージをお願いします

    尊敬する先生の言葉に「講師は生徒に育てられる」というものがあります。本当にそうだと思います。講師は生徒を教えますが、生徒も講師を見ています。皆さんには精進してもらいますが、私も皆さんの期待に恥じぬように精進します。