Course Introduction

中山講師の講座案内

中山 洵一

英語講師

中山 洵一

経歴

愛知県立旭丘高校、東京大学文学部英語英米文学専修課程卒。元ECC法人渉外部講師。
ECC時代に東京農業大学に出講。英検1級、TOEIC980点取得。一児の父。

自身が精読を軸に英語を学習し、その大切さを痛感して授業でも実践。
最近はスピードを重視するあまり過度に文法や精読を軽視する教え方が流行っているが、時代の流行に惑わされず、塾の授業を伝統的な教授法を実践する場として提供することに努めている。

ごあいさつ

こんにちは。成増塾英語科の中山です。
私が担当する中山講座は「最高水準の英語力を持った講師が、少人数クラスで教え、生徒のやる気に限界まで応えます!!!」をモットーに掲げています。ぜひ中山講座で英語を学びませんか?

講座の目標

ゼロから始めて偏差値70へ!

英語に不安を感じていても、授業に食らいつくガッツがあればぜひご参加を!!!

講座の特色

少人数形式の授業
  • 精読を軸にした学習

    学年が上がるにつれ、英文和訳の問題を中心に、文型や修飾関係、文法、語法を正しく捉えて文を読む練習(=精読)を多く行うようになります。精読は読解スピードを上げるために必要な基礎技能です。しっかりと教える学校が減っている中、ぜひ中山講座で体系的に精読の技術を身に付けてください。

  • 量と反復

    中学英語は高校英語の土台となる大切な部分です。これを体に染み込ませるには量をこなし、基本を反復することが必要です。 中1クラスでは2学年分のテキストをやり通すことで量を確保しています。また、同じ単元をレベルを上げて複数回学べるようになっており、自然に基本を反復練習することができるようにしています。

  • 思考の重視

    思考力は筋力と同じで、使わないと伸びません。宿題と授業は生徒が思考をするための素材と場です。単純な暗記や反復練習も大切ですが、それ以上に<自分の頭で考える>、<難問から逃げない>姿勢を強く生徒に求めていきます。

  • 授業フォロー

    欠席者で希望する生徒には授業動画を提供。さらにLINEでの質問対応も可能で、定期テスト対策や授業内容の質疑応答に活用できます。 また、下高井戸校にお通いの生徒は、㈪後コマの寺子屋クラスにて(自習中心になりますが)振替授業を実施することができます。

  • 学習と生活の両立

    1回2時間×60回(講習込み)の授業で、多くの問題演習を授業内で消化。宿題の量を抑えることができ、通塾と部活や趣味を両立できます。 実際に、本講座で学びながら自転車競技で海外遠征をするガッツの溢れる生徒も在籍しています。

  • 英検について

    授業の内容をしっかりと吸収していれば、準1級の一次試験程度であれば特別な対策は必要ありません。軽い過去問演習程度で十分です。 自学自習で級に対応した単語を覚えてもらえれば万全でしょう。作文や要約の添削、二次試験対策は無料で承ります。 英検1級もぜひご相談ください。カリキュラムをご用意いたします。ぜひ一緒に頑張りましょう!

  • 現在の在籍生徒の学校

    駒場東邦、早稲田、暁星、城北、巣鴨、浦和明の星、頌栄女子学院、お茶の水女子大付属など季節講習:夏期講習や冬期講習など、季節講習はその時の生徒の様子に合わせた内容を考えます。 2025年の夏期講習は次のようなメニューになりました。

    • 中1…<人称代名詞強化ドリル>
    • 中2…<読解演習「共通テスト’25」「共通テスト’24」>
    • 入門クラス…<復習総合テスト、読解演習「青山学院大」>
    • 基礎クラス…<テスト演習、読解演習「九州大」「神戸大」>
    • 標準クラス…<文法おさらいテキスト①②、共テリスニング特講>

講座に込めた思い

少人数形式の授業
  1. 塾の存在意義とは①

    中山講座では、講師が生徒の答案を確認し、発問と応答を繰り返しながら授業が進行することが多いですが、これはコロナ禍でオンライン授業を実施する中で、改めて対面授業のメリットを認識した結果生まれた方式です。対面授業形式の塾が存在する意義は、次のようなメリットを生徒に与えることができる点にあります。

    まず、学力を伸ばすには思考力を付けることが必要ですが、これには大人が同じ空間にいることが大きな助けになります。講師に思考の方向性を教えてもらったり、手掛かりをもらいながら生徒が難問に挑むには、やはり場を共有することが(少なくとも私には)手っ取り早い。

    また、それにより生まれる緊張感や、逆に対話を通して得られる安心感なども、対面授業という形式でこそ最も効果的に得られるものです。さらに、勉強には講師と生徒が場を共有することでしか得られない暗黙知や経験知が存在するでしょう。

  2. 塾の存在意義とは②

    塾や予備校における英語の授業は、大学で求められる英語力の下地を作るという点で、大きな役割を果たし得るポジションにあります。 大学英語は構文という外形のレベルは高校と変わらず、語彙という内面がやや専門的になるくらいです。 受験突破に十分な学力を付けることができれば、それは大学の英語に必要な構文力をほぼ身に付けたことにもなります。 そして語彙の難化には辞書で簡単に対処できる。だから、大学受験という関所を通る時に、徹底的に精読の力を伸ばすことが大切です。 受験と変わらず、大学で求められることも圧倒的に英文を読む力が中心です。 「読む力」とは「正確に理解する力」のことであり、これはすなわち精読を指します。

    しかし、残念なことに文法に基づいた読解を教える学校の授業が減っています。 この技術は射程が長く、入試を超えて役に立ちます。大学での勉強の土台になります。 私のように、一部の生徒にとっては大学どころか一生モノの財産になるポテンシャルを持っています。

    この状況の中、伝統的なやり方で精読の授業を展開している塾や予備校は、 それを学ぶ機会のない生徒にとって欠かせない存在になっているはずです。 中山講座もそのような存在になりたい、そのような活動の一翼を担いたい、という思いで講座を運営しています。

各講座の内容とレベル

各講座の内容とレベル

中1・中2クラス

  • 中1クラス 水曜前コマ (17:15-19:15)@下高井戸校
    • 目標

      中1・中2の文法を習得し、標準的な高校入試の問題を解けるようにする / 英検3級

    • 使用テキスト

      単語帳: 『英検パス単3級』 / メインテキスト: 『実力完成問題集α』

    • レベル

      学校よりも速いスピードで進み、高校入試の標準的なレベルを解けるようにする。

    • カリキュラム

      授業は4つのパートに分かれる。

    • 文法

      ゼロから英語を学ぶ生徒を想定しています。最も基礎的な<BASIC>レベルから高校入試レベルの<SPECIAL>まで、難易度を3段階に分けて学びます。

    • 和文英訳

      各文法単元の末に10題の和文英訳テストを実施します。中1生はこのテストを通じて日本語と英語の違いを実感します。 また、少人数指導が活きる場面でもあります。 一人一人の答案を講師が吟味し、正しい文へと修正していく過程を見せることで、生徒は独学では得られない<講師の頭の動かし方>を体感できます。

    • 単語テスト

      毎週30個の単語を覚えてきてもらい、授業では10題の単語テストを解きます。この点数は将来の成績の先行指標です。満点にこだわってください。

    • 復習テスト

      定期的に復習テストを実施します。中1クラスで学ぶ内容は、今後6年間の英語学習を支える土台になります。知識の抜け、漏れをあぶりだし、生徒がすべてを吸収できるようにするためのテストです。

  • 中2クラス
    • 目標

      中学英文法を全て習得し、難関高校の入試問題を解けるようにする / 英検準2級

    • 使用テキスト

      単語帳:『英検パス単準2級』 / メインテキスト: 『実力完成問題集α』

    • レベル

      日本の難関高校の過去問を中心に扱う。一部大学入試共通テストの問題にも触れる。

    • カリキュラム

      中1クラスの流れを引き継ぎ、英文和訳問題集を用いて精読の練習を行います。カリキュラムは加速しており、中2の間に「入門クラス」の内容も含めて学習する場合もあります。

入門クラス~入試演習クラス

入門クラス~入試演習クラスはレベル別です。学年に限らずどのクラスにもご参加いただけます。

  • 入門クラス
    • 目標

      高校基礎文法をマスターし、大学入試の標準レベルまで解けるようにする / 英検2級

    • 使用テキスト

      単語帳: 『LEAP』 / メインテキスト: 「入門クラステキスト」

    • レベル

      高校基礎~明治大や横浜国立大等のMARCH、地方国立大まで

    • カリキュラム

      4つのパートに分かれ、各技能にまんべんなく触れて鍛えられるように設計されている。

    • 基礎文法

      高校文法を基礎から学び、最後は大学入試の過去問で演習します。

    • 基礎構文

      初歩的な精読を学びます。そこそこ難しい英文を題材に、文型と修飾関係を徹底的に正しく捉えて和訳する勉強です。

    • 読解演習

      主にMARCHの過去問を題材に、<空欄の前後に注意する>、<記述答案は本文の表現を利用する>などの、読解問題で使う基礎的な解法を学びます。

    • 和文英訳

      文法単元の末尾で、習った文法が問われる問題を解きます。基礎構文(英文和訳)とともに和文英訳を習うことで、日英の言語構造の違いをより深く捉えられます。

  • 基礎クラス
    • 目標

      難関大の入試問題で、基礎的なものを駆けるようにする

    • 使用テキスト

      単語帳: 『LEAP』 / メインテキスト: 「基礎クラステキスト」

    • レベル

      東大、京大、一橋大、科学大、早稲田大、慶応大の基礎的な問題

    • カリキュラム

      テキストは4つのパートに分かれ、各技能にまんべんなく触れて鍛えられるように設計されている。

    • 精読

      本格的な精読に入ります。本クラスの最も大切な事項です。文型と修飾関係を整理し、文脈に合わせた訳語を選択して<徹底的に正しく>英語を読む練習です。

    • 文法

      基礎文法の復習が主題ですが、それだけでなく「読むための文法」、「書くための文法」という位置づけで、他の技能に活かすために文法問題を解きます。

    • 和文英訳

      前クラスに引き続き文法を正しく使って英文を書くことを重視します。これに加え、「主語の欠けた和文の処理」や「関係詞の制限・非制限用法の使い分け」など、和文英訳特有の難しさに焦点を当てた単元が出てきます。

    • 読解

      MARCHや早慶、地方国立大の問題を中心に演習します。

    • 精読速習講座

      本クラスで学ぶ精読は、この後の「標準クラス」、「入試演習クラス」に付いていくために不可欠な内容です。高校の初期に精読の技術を体得できるかどうか、が大学受験の英語の成否を握っています。この重要性を踏まえ、また、「基礎クラステキスト」が挙げてきた目覚ましい成績の伸長例を鑑み、基礎クラステキストの精読部分を「精読速習講座」として独立させ、YouTube上で独学できるようにしました。中山講座の受講生は学年に関わらず、希望者には無料でこの講座をご案内いたします。精読速習講座の内容は、基礎に不安を抱えた生徒によく効きます。河合塾の記述模試で41.0→52.4、41.0→51.3など、高2~高3生が「苦手」を「普通」に引き上げることに成功してきました。

  • 標準クラス
    • 目標

      難関大の入試問題で、難問にまで対応できるようにする

    • 使用テキスト

      単語帳: 『LEAP』
      メインテキスト:『精読テキスト』『読解テキスト』『ライティングテキスト』『自由英作文30題ドリル』

    • レベル

      東大、京大、一橋大、科学大、早稲田大、慶応大の標準~やや難の問題

    • カリキュラム

      4冊のテキストをバランスよく進め、「時間をかければ合格点を取れる」レベルに持っていく。

    • 精読テキスト

      東大、京大の問題を中心に、難度が高めの問題を精選しました。

    • 読解テキスト

      難関大の過去問を素材に、読解の基本的な解法を紹介。<空欄の後ろを見る>、<論理の貫通>、<換言・因果・対照>など、精読とはまた違った技術に焦点を当てています。

    • ライティングテキスト

      <譲歩の表現>、<時制表現>、<節への変換>など、入試の英文ライティングで勘所となるポイントを押さえています。

    • 自由英作文
      30題ドリル

      頻出テーマを中心に、<作文⇔添削>の往復運動を通じて生徒の書く文をブラッシュアップします。この時期の生徒に必要なのは文を直される経験です。標準クラスの難問に必死に取り組むことで、思考力が付きます。これがきっかけで大きく成績が飛躍した生徒も多いです。高2で入塾した生徒(女子学院)はわずか3か月で全統記述模試の偏差値が55→73になりました。同じく高2入塾の生徒(都立高)も同模試で55→66を記録しました。

  • 入試演習クラス
    • 目標

      制限時間内に、難関大の入試問題で合格点を取れるようにする

    • 使用テキスト

      メインテキスト: 『テスト演習』、『精読基礎トレーニング』

    • レベル

      東大、京大、一橋大、科学大、早稲田大、慶応大等の本試を想定したレベル

    • カリキュラム

      授業では制限時間付きのテスト演習を行い、宿題で精読力の維持を目的とした基礎トレーニング教材(和訳、英訳問題)を課す。

    • テスト演習

      ここまで培ってきた学力を、実際のテストで点を取る力に変換するための教材です。テストで点を取るには基礎学力に加え、<捨てる問の選球眼>や<問を解く順序>、<基礎問を落とさずに取りきる力>などが必要です。これらは制限時間付きの、点数が出されるテストを解く中で培われます。1年間のテスト演習で万全の得点力を付けよう!

    • 基礎トレーニング

      テスト演習では読みがスピードに偏ってしまいがちで、<時間をかけて難文に取り組む>という作業が疎かになりがちです。入試演習クラスではこれを防ぐために、主に京都大学の和訳問題を使って<精読のリハビリ>を行います。

    • 文学的文章について

      入試演習クラスでは通常の論説文に加え、小説やエッセイなどの文学的文章を多く扱います。 これは、高い英語力の醸成には文学的な文章に触れることが最適であるという講師の信念に基づいています。 通常の論説文では論理展開や背景知識など、英語以外の力を援用して読解することが可能ですが、小説ではそれらを使いづらい。 また、文章や段落同士の連関が論説文よりも強固で、俯瞰的な視点を持って読まないと理解できない。 これらの特徴により、文学的文章には生徒の英語力をよく伸ばす特徴が備わっていると言えます。得点力を大きく伸ばした生徒が出ています。京大オープンを受験した生徒は49.4から60.0へ、東大本番レベル模試を受験した生徒は37.5から46.5に伸ばしました。

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講師紹介

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