Course Introduction

門脇講師の講座案内

門脇 渉

英語・国語講師

門脇 渉

経歴

海城中学・高等学校卒業
東京大学文科Ⅲ類入学 東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程卒業
東京大学大学院学際情報学府修士課程修了(学際情報学修士)
東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学

少人数制難関大学受験塾「成増塾」に20余年勤務。
複数の大学のオープンキャンパスで対策授業を歴任。
塾講師の傍ら、これまで3つの大学において非常勤講師を務める。
現在は明治大学兼任講師。

ごあいさつ

中学生に最適化した理想的指導を実現!学校生活と両立しながら、生き生きと勉強に向かい、確実な学力向上を達成しています。門脇講座はこれまで、東大、国立大医学部、京大、一橋大、東工大、早慶などの難関大に多数の合格者を輩出してきました。 おおたとしまさ著『塾歴社会』で紹介されるなど一部には名高い講座ですが、高校生や高卒生だけでなく、多くの中学生にもご受講いただき、大変高い評価を得ています。

門脇講座の受講生が飛躍的に成績を伸ばす秘訣は、「学習者の習熟度をつぶさに確認する」作業を徹底している点にあります。 授業というと、「生徒は先生の話を一方的に聞き、知識や解法を教わる」というイメージがありませんか? もちろん、授業を通じて知識や解法を知ることは重要です。 ただ、これだけでは「飛躍的に成績が伸びる授業」にはなりえないことを、講師として経験上知っています。 大事なことは、指導者が一人ひとりの習熟度を常時見てとり、それを元に適切な学習指針を示すことです。 そうすることで、勉強をスムーズに進めていくことが可能です。

門脇講座では、中2生が仮定法過去完了を平気で使いこなしています。 本格的に英語を学び始めてからほんの1、2年の中学生が、高校生でも苦労するような文法事項を平気な顔で習得する。 これは、上記のサイクルが有効に回るからこそ可能な学びの形です。ガリ勉なんて必要ありません。過度な宿題も要求しません。 個々の生徒の習熟度と適正を観察する指導者のスキルと姿勢を徹底すれば、無理なく英語学習を高速化することが可能なのです。

講座の特色

  • 勉強の楽しさを実感できる授業

    勉強の楽しさを実感できる授業

    門脇講座での指導を一言で表すと、「コミュニカティブな授業」と言えるでしょう。常に生徒と講師がコミュニケーションをとりながら授業を運営しています。 「気兼ねなく話し合える人間関係を形成することで、成績は自然と後からついてくる」というのがポリシーです。テストを目標に競争を煽るような指導は行いません。 生徒と講師が対話を重ね、できなかったことができるようになるという純粋な喜びを実感することで、「もっと勉強したい」と思ってもらえるような学習環境の構築に励んでいます。

    学校行事や部活を犠牲にすることなく、勉強の楽しさを実感しながら難関大に進学する。中学生という多感な時期では、受験への過剰な意識をいったん捨てることで、むしろ難関大合格を可能にする。 そんなポリシーを実現しているのが成増塾・門脇講座です。

  • 自立した学習者の育成

    自立した学習者の育成

    大学入試までを見据えると、「勉強をやらされている」のではなく、「自発的に勉強に取り組む」姿勢を養うことが何より重要です。これは、生徒と指導者の人間関係があっての賜物だと考えています。そして、自らの力で勉強を進めていく姿勢、そして英語学習と正しい姿勢で向き合う態度が身に付けば、大学入試など恐れるに足りません。中には「宿題を大量に出し、授業は宿題の答え合わせだけで終わる」という塾もあると聞きます。これでは宿題をサボっているといつまでも成績は低迷し、結局のところ、成績向上は生徒のモチベーション次第となってしまいます。

    私の講座は、それとは全く対極にある内容です。授業内で演習を行い、その場で生徒の習熟度を確認しているため、常に生徒の習熟度を把握しています。このことが、適切な次の課題設定へとつながり、自ら勉強に取り組もうとする自立心が育まれます。

指導方針

  • 受験英語と実用英語のハイブリッド

    受験英語と実用英語のハイブリッド

    本講座では、受験英語と実用英語は矛盾することなく補完しあう関係にあると考えています。両者に決して優劣はありません。 いずれかを断罪するような指導は害悪とすら思います。いずれかに振り切った指導を行うのではなく、両者の「良いとこどり」を行うことでこそ、中学生に最適化した指導が可能となるはずです。 いわゆる「受験英語」は「理詰めに英語を学ぶ」点が特徴です。受験英語というと、S、V、O、Cといったイメージを思い浮かべるでしょう。 このようなツールが、英語学習を行う上で有効な場面が現にたくさんあります。 受験英語は、英語の原理に基づいて英語に分析的にアプローチするため、英語を筋道立てて理解するのには有用なツールとなるのです。

    しかし、初学段階で受験英語に偏るのは、将来の実用を見据えると必ずしも良いこととは言えません。 たとえば、受験英語で採用されることが多い「訳読中心」のアプローチは、英語への理解度を確認する上ではとても有用ですが、初学時に訳読依存になってしまうことは、バランスの取れた英語力を阻害することになりかねません。 そこで、中学生時分だからこそ、「実用を強く意識しながら、受験英語の分析的アプローチもうまく取り入れていく」というハイブリッドな指導を心がけています。 たとえば、文型について、中学生に対して過度に強調する必要性を感じていません。

    文型を教えるにしてもあっさりとした指導にとどめ、むしろ実用機会を多く設けることを優先します。ただ、時期が進み難易度が増していけば、より分析的に英語を見つめるべきタイミングを迎えます。 その際には、受験英語のアプローチは有用性を増します。 このように、両者のアプローチをどのように融合させていくかは、学習時期や生徒の適正、目標などによって調整していくべきものです。

    また、お通いの学校によっても変わります。授業内容が実用英語に振り切った学校もあれば、受験英語的アプローチに傾斜した学校もありますが、それぞれにメリットとデメリットを抱えています。 前者の場合、英語の経験値は多いものの、分析的に英語を読めない書けない結果、受験において伸び悩むケースが多く見られます。逆に、後者の場合、決定的に英語を使う経験に乏しい生徒が多いようです。 本講座での授業は、学校での指導状況をふまえながら、学習のバランスを適正化するような指導を行なっています。

  • 文法・語彙を重視した4技能指導

    文法・語彙を重視した4技能指導

    英語力の根幹は「文法」と「語彙」です。文法と語彙は、高水準の英語力に最短距離で到達する上で欠かせないツールとなります。 基礎的な文法・語彙が定着しなければ4技能を正しく運用することはできません。他方で、4技能を積極的に運用することは、文法と語彙の理解を深めることにつながります。 そこで、「文法・語彙が4技能を支え、4技能が文法・語彙を深める」という考えの下で指導を行っています。中学部では、かなり早いペースで文法を学びます。中1の1年間で、中学内容の文法事項(現在完了形、関係代名詞、仮定法過去など)を学び終えます。 これは、多くの英語に触れるための素地を作ることが狙いです。

    多読などを行なっていると、未知の文法事項に出会ったとき、真面目な生徒や探究心の強い生徒ほど強いストレスを感じます。 「この文法事項はなんだろう?」と疑問に思い、作業が止まってしまう。文法を学んでいないことが多くの英文を処理する上での障害となっているのです。 これは「書く」「話す」といった場面でも同様で、多くの文法を知っていれば、それだけ表現できる幅は広がります。そのため、文法は多くの指導機関よりも早いペースで習得します。 その方が、英語に対する視野が広まるからです。これは語彙も同様です。 文法・語彙の本当の意味での習熟とは、実際に英語を読んだり書いたりすることでしか身につかないと考えています。 文法問題集や単語帳で学んだ知識はどうしても表面的で、「使える」という深い水準には到達しないものです。やはり、実際の英文で使いこなしてこそ文法・語彙は定着するものです。 ただ、実際の英文を正確に読みこなしてもらうために、ひとまずは文法・語彙を早い段階で見通してもらうことを、中学部では徹底しています。

授業の形式

週2時間の授業ですが、複数日程ある中学生向け講座の中から好きな時間にご受講いただけます。部活や学校行事に合わせて、都合のつく時間でご受講ください。 また、学校での勉強が犠牲にならないように、定期試験期間での振替も自由に行うことが可能です。授業中は単元の導入とその演習をメインとします。導入は端的に行い、授業時間の80%は演習に励んでいるイメージです。 中学生の時期は、講師の解説を受動的に聞く「座学聴講型の授業」よりも、生徒が積極的に頭と手を動かす「演習型の授業」の方が、短期間で効率的に学力が向上します。 これは指導経験上間違いありません。生徒の演習成果については、すべてに指導者が目を通し添削を行います。全ての答案に指導者側で成果物(答案、宿題など)のすべてに目を通します。 生徒本人に丸付けをしてもらうことは、ほとんどありません。これは、生徒一人ひとりの習熟度を指導者が確実に把握する上で欠かせない作業です。

「生徒の習熟度を確認することでこそ、最適な指導は可能になる」というポリシーを掲げており、授業の内外で成果物の確認を徹底全課題添削を行なっているため、生徒ごとに「何を苦手にしているか?」「苦手としていた課題は克服できたか?」を逐一確認することができます。 そうすることで、生徒一人ひとりに合わせて学習進度を効率化し、最短距離での学力向上を可能としています。必要であれば、追加課題を課す。以前の単元にさかのぼる。 むしろペースをどんどん上げていく。そのほか、適切な対応を熟慮して、生徒ごとに学習計画を設計します。こういったきめ細かい対応は、マスプロ型の授業ではまず不可能でしょう。

学習進度は生徒ごとに異なります。本来の学習のあり方に鑑みれば、生徒さんの個性や学習歴、お通いの学校の進度など、様々な要因によって一律の学習ペースを設定することは困難なはずです。 そこで、共通の主教材を設定していますが、一人ひとりに学習進度をカスタマイズして指導いたします。 上記より、年度途中入塾生も歓迎いたします。途中入塾であっても、一人ひとりに合わせた進度を設けているため、カリキュラムの遅れは一切生じません。 東大生を中心とする大学生TAが授業をサポートします。身近にいてくれる大学生は、中学生にとっての良きロールモデルとなってくれています。

教材と進度

ELT教材(海外教材)を主教材とし、演習用の各種オリジナルを組み合わせて指導します。 ただ問題を解くのではなく、「使いながら身につける」をモットーとしています。また、進度は生徒一人ひとりによって異なります。 英語が得意で習熟ペースが早いお子さんも、逆に苦手にされているお子さんも、それぞれに最適な学習ペースを実現します。
※以下は標準的な学習ペースで、中1開始時点での受講開始を想定して説明します。

  1. 初学段階その1(中1)

    目標

    半年〜1年で中学範囲の初等文法を定着します(最短だと3ヶ月で終了した実績があります)。

    • Basic English Grammar in Use (Cambridge)を文法主教材とし、演習用の補助教材を併用します。
    • 中学英文法の範囲を俯瞰することで、その後に続く多読多聴作業のための足場を構築します。
    • 文法学習と並行して音読やシャドーイングによるリーディング、リスニングを指導します。
    • その先を見据えて、英作文の練習をふんだんに盛り込んでいます。

    初学段階その1を終える頃には、英検3級を難なく取得できるようになります。

  2. 初学段階その2(中1後半〜中2)

    目標

    半年〜1年で中学範囲の初等文法を定着します(最短だと3ヶ月で終了した実績があります)。

    • English Grammar in Use Intermediate (Cambridge)を文法主教材とし、演習用の補助教材を併用します。
    • 4技能養成のための教材を適宜交え、全方位的な学力を養成します。音読やシャドーイングによるリーディング、リスニングに加えて、エッセイ・ライティングの指導を開始します。
    • 単語テストを精力的に行います。ただの「単語を確認するテスト」ではなく、「単語を使えるようにする」実践的なトレーニングです。

    初学段階その2を終える頃には、英検準2級、2級とすでにステップアップしているはずです。

    CEFRレベル表
  3. 中級段階(中2〜中3)

    目標

    中学生のうちに英検準1級を取得できるくらいの学力水準に到達することを目指します。

    • 1年半〜2年の学習を経て、高校文法をすでに俯瞰している状態になっています。ただ、まだ知識があやふやな部分も多いため、初学で学んだ内容の演習プリントを扱い、盤石な文法力の確立を目指します。
    • 語彙については、英検2級〜準1級レベルの語彙の定着に励みます。
    • 英検2級〜準1級レベルの演習素材はもちろんのこと、テスト対策とは異なる多様な演習素材を用意しています。
    • 4技能トレーニングについては、さまざまな素材に対応できるようになっています。

自宅学習・サポート体制

  • 自宅学習、宿題

    自宅学習、宿題

    語学は何より継続が命です。自宅では毎日15分ほどの学習時間を要します。 宿題は、生徒ごとに内容や分量が異なります。「個にフォーカスした」指導ゆえ、生徒が抱える課題はそれぞれに異なるため、宿題が異なるのは当然と考えます。 また、学校での学習負担がお通いの学校によって大きく異なるため、一律の宿題は。学校負担が大きい場合には宿題を減らし(場合により宿題ゼロ)、学校負担が少ない場合には多めに宿題を課すことになります。 具体的な宿題の内容は、授業演習プリントのやり直し、動画教材の視聴、単語の暗記、その他各種演習教材となります。宿題は公式LINEを通じて事前提出してもらうことも可能です。

  • サポート体制、ご家庭との連携

    サポート体制、ご家庭との連携

    ご家庭との連携を大事にしながら、指導を行っております。 保護者専用LINEにて、随時、ご質問・ご相談をお受けしております。ご家庭のご様子などもぜひお聞かせください。 生徒ごとに学習管理システム(Learning Management System: LMS)をオンライン上で共有しています。学習進捗状況を「見える化」する仕組みとして、ご家庭からもご確認いただけます。 学校での成績、模試成績などを講師側で管理しています。この点は、ご家庭からの情報提供をお願いしています。 ご要望に応じて、定期試験対策にも対応しています。 英語以外のご相談にも対応しています。担当講師はオンライン・コーチング事業の運営者でもあり、入試・進路指導、学習全般についても指導経験が豊富です。 数学や副教科の対策などに悩まれている場合にも、お気軽にご相談ください。

英検

英検の受検を推奨しています(必須ではありません)。中1から受講を開始した場合の昇級状況は、概ね以下のようになっています。

  • 中1の間に、3級をほぼ全員が取得しています。
  • 中2の2学期時点で、準2級をほぼ全員が取得しています。
  • 中3の1学期時点で、2級を80%強の生徒が取得、中3終了時にはほぼ全員が2級を取得しています。
    中3の間で英検準1級を取得する生徒が3〜4割ほどとなっています。

高校部への接続

高校部では、東大、京大、一橋大、東京科学大、医学部医学部、早慶大など、難関大に毎年多くの合格者を輩出しています。 2024年度入試においては、東大受験者2名中2名が東大に合格。 文系受験生においては、全員が早慶大には進学しており、英語力の高さを合格実績により証明してくれています。

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講師紹介

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